検査機器のご紹介⑪「IDEXX セディビューDx」導入のお知らせ

2024年1月6日

当院では2024年1月より尿沈渣分析装置の「セディビューDx」を和歌山県で初導入します。

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尿沈渣分検査は普段、尿を遠心分離→尿の沈査を顕微鏡で確認する重要な検査です。また、通常は尿の細菌の検出の為に尿沈渣の染色を行い確認をしていました。そのため、検査時間がかかっていましたが、この機器では自動で細菌の染色の検査もしてくれます。この尿沈渣分析装置は人が行う10倍以上の視野を3分で分析するため非常に短時間で正確な検査が行えます。尿検査の中でも尿沈渣検査は出血や感染、尿路結石などの鑑別に非常に重要な検査となります。

 

今回導入する機器で現在予より詳しく動物のコンディションを把握し、高い精度により診断の質の向上が期待できます。

当院では機器の導入に伴い2024年1月1日より尿検査の料金を値上げさせて頂きます。

ご理解よろしくお願いします。

院長 小西