超音波セミナーとNVRCトレーニングコースに参加してきました!

2016年11月1日

こんにちは!獣医師の島田です。先日、日曜曜日に超音波実技セミナーと、NVRCトレーニングコースに参加してきました!
超音波セミナーは、基本的な胆嚢、肝臓の観察から、正常な子では描出が難しいとされる膵臓までの描出練習でした。
エコー検査では通常仰向けや横に倒した状態での検査風景を思い浮かべると思いますが、胆嚢の正確な評価をするためには立位(ワンちゃんに立ってもらったまま)での描出が必要な場合あり、実際にモデル犬で練習させていただきました。実習中頑張ってくれたワンちゃんたち、本当にお疲れ様!ありがとう!

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NVRCトレーニングコースでは軟部外科がテーマでした。コースの最後に縫合実習に参加させていただきましたが、こういった実習で練習台になるのは皮膚の模型です。表面は何ともしっとりとしたさわり心地、切開を加えるとなんと表皮、真皮、皮下組織に分かれているのです!いつかまるで本物のような全身模型で手術練習や解剖をする時代が来るのかもしれません。

獣医師 島田

JBVP小動物レクチャーシリーズin京都 に参加してきました!

2016年9月12日

こんばんは!獣医師の島田です。
先日、二夜連続で行われる小動物レクチャーシリーズin京都に参加してきました!毎月、皮膚病学のセミナーですが、今回のテーマは2夜連続の呼吸器と心臓の聴診についての特別セミナーでした。

 

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1日目は、呼吸器の聴診についての講演でした。
気管、気管支から聴こえる様々な異常音を大きなスピーカーで流して解説して頂きながら、講義の最後には実際に音を聴いて、どういった事が肺の中で起きているのかを推測し、治療の方向性を決めるといった演習もあり、とても刺激のある時間を過ごすことが出来ました。
自分にあった聴診器についてのお話もあり、会場の後ろで講演された先生ご愛用の聴診器に触れる機会もありましたが、体に当てるチェストピースという部分に音を拾う面が3つもついたトリプルヘッドという珍しい構造を持つ聴診器(写真参照)にお目にかかることが出来ました!低音と2種類の高音で使い分けるそうです。聴診器ひとつとっても、奥が深いです。

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2日目は心雑音の聴診についての講演で、スピーカーから実際の心雑音を聴いて雑音の種類などを予測することで、理解を深めることが出来ました。
中にはこんなお話もありました。触れたとき猫ちゃんがゴロゴロ言ってくれるのは普段とても嬉しいのですが、しっかり聴診をしたいときにはかなり邪魔になります。そこで聴診中だけでもゴロゴロをやめてもらう方法というのが論文になっているんだそうで、今のところ一番効果があるのは蛇口から水の流れる音を聴かせることらしいです。
不思議ですね(@_@)帰宅したら、さっそく我が家の猫にも聴かせてみようと思っています!

獣医師 島田

時間外診療・夜間病院についてのお知らせ

2016年6月19日

当院では、獣医師が一人で診療を行っている為、基本的には時間外の診察を受け付けておりません。

(継続治療や当院がかかりつけの場合を除きます)

 

ですので、以下の夜間診療をしている動物病院をご案内させて頂いております。来院される際は必ず、事前に来院予定の病院に電話をしてください。

(夜間は緊急性の高い疾患が多いため電話での相談はご遠慮ください)

*和歌山インター動物病院(http://www.wakayama-inter-ah.com/)

夜間診療時間:21時~24時

住所:和歌山市鳴神734-4

電話番号:073-499-4925

備考:和歌山市で唯一の夜間診療を行っている動物病院です。

 

手術器機のご紹介②「3M 体温管理装置 ベアハガー ペーシェントウォーミング モデル775」

2016年6月1日

今回は手術器機の紹介の第2弾です!

「3M 体温管理装置 ベアハガー ペーシェントウォーミング モデル775」です。

名前だけでは???だと思うのですが、この装置は優れものです。手術をする時には麻酔をします。麻酔をかけられた動物は手術後1時間で平常時の38.5℃程度の体温から1~2℃以上低体温になります。動物病院で行う手術も、短時間で可能な去勢・避妊手術だけではなく、4時間以上麻酔を維持しなくてはならないような大手術を行うケースも増えてきました。簡単と思われている歯石除去の麻酔もしっかりやれば1時間以上はかかる処置です。

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麻酔時間が長くなると、手術中の体温も下がっていきます。。。人間同様に手術中の体温管理はとても重要な課題となってきます。

 

体温維持用の保温器具として、温水をマット内に循環させる装置や電気式の保温マットなどがありますが、思いの他体温の維持効果が少なかったり、動けない患者さんが低温やけどを起こすリスクがありました。

この装置は本体から発生した温風がホースを通って細かい吹き出し口が無数に開いたブランケットに送り込まれ、暖かい空気に包まれるやさしい保温装置です。

これからも、安全に手術が出来る様に設備を整えていければと思います。

院長 小西

検査機器のご紹介⑦眼科検査

2016年5月10日

検査機器紹介の第7弾は眼科検査です!

 

眼の検査では特殊な機器を使います。拡大鏡、眼圧計、スリットランプ、眼底鏡です。

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拡大鏡⇨眼球の周囲など細かいところを観察する際に利用します。

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スリットランプ・眼圧計・眼底鏡

スリットランプ:角膜潰瘍・白内障の診断に利用します。

眼圧計:眼圧を測定する際に利用します。緑内障などの診断に利用します。

眼底鏡:眼底に異常のある疾患に利用します。

 

この他にも、涙液試験(シルマーティアー検査)やフルオレセイン検査、角膜の細胞診などを行う事がきます。

今後、さらに設備を整えて動物・飼い主様により良い獣医療をお届けできればと思います。

院長:小西

医療機器のご紹介①ガス滅菌機、高圧蒸気滅菌機

2016年4月26日

今回も検査機器、手術器機に続いての医療機器のご紹介です。

 

今回、ご紹介するのはガス滅菌機と高圧蒸気滅菌機です。これは、医療施設になくてはならないものです。なぜかと言うと、、、、

検査・手術の際に、滅菌していない物を使用すると感染を起こす可能性があります。

ですので、検査・手術で使用するものはディスポーザブル(1回使用して捨てるもの)か、滅菌処理をしたものです。

DSC_0924⇦ガス滅菌機:熱を加える事が出来ないものを滅菌します(手術に使用する樹脂、プラスチック製の物)

 

DSC_0923⇦高圧蒸気滅菌機:熱を加えても良い物を滅菌します(術着、手術に使う鋼製器具、ガーゼ等)

これらの機器を使用する事で、手術や検査を安全で行えます。まさに、無くてはならない機器です。

今後、さらに設備を整えて動物・飼い主様により良い獣医療をお届けできればと思います。

院長:小西

自動受付機を導入しました。

2016年4月18日

当院は今週より「自動受付機」を導入致しました。

2016年2月末より来院された方には診察券の裏に「QRコード」を貼らして頂いていました。それを読み取り機にかざして頂いて、来院理由を選択頂くと、電子カルテと連動しているので受付が完了します。

また、診察券を忘れた方や、QRコードを貼っていない方、初診の方も画面表示に従って名前を入力頂くと受付ができます。

診察が混みあい、受付にスタッフがいない場合でも順番を取る事が可能ですので、是非ご利用ください!

院長 小西

手術器機のご紹介①電気メス「Valley Lab FORCE EZ-CS」

2016年4月10日

今回いつもご紹介している検査機器と違い、手術器機のご紹介をしてみたいと思います。

当院に導入している電気メスは「Valley Lab FORCE EZ-CS」です。

この電気メスは高性能で、いろいろな機能が備わっています!

①出力自動調整機能(インスタントレスポンスTM機能):これは組織の種類に関わらず常に安定した臨床効果を発揮します。

②ランダムスプレー機能:組織損傷を最小限に抑えながら、より迅速な止血を可能にします。

③REMTM(対極板接触状態モニター)機能:確実な熱傷防止機能として定評のあるアダプティブ等を搭載しています。

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機能性・安全性ともに理想的な機械と呼ぶにふさわしい電気メスです。この電気メスに手術中に助けられることが多く、なくてはならない手術器機です!

当院の局所麻酔で行う手術や全身麻酔で行う手術のほぼ全てに使用しています。

今後、さらに設備を整えて動物・飼い主様により良い獣医療をお届けできればと思います。

院長:小西

検査機器のご紹介⑥ホルモン測定器「IMMUNO AU10V」

2016年3月26日

こんにちわっ!

今回は先日導入した検査機器のご紹介です。

その名前はホルモン測定器「IMMUNO AU10V」です。

この機器は何が出来るのかと言うと、院内では測定できなかったホルモンと肝臓の機能を測定する事が出来ます!

測定できる項目は甲状腺ホルモンのT4、甲状腺刺激ホルモンTSH、副腎から出るホルモンのコルチゾール、肝不全の診断で用いる総胆汁酸(TBA)、猫の炎症マーカーSAA、雌性ホルモンのプロゲステロンです。

副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)や副腎皮質機能低下症(アジソン病)、甲状腺機能亢進症や甲状腺機能低下症、体循環門脈シャントや肝不全、猫の急性炎症や妊娠診断など、いままでは外注して、数日待っていたものが、すぐに分かります。また、送料がかかりませんので約1000円安くなります。

 

機器の形もズングリむっくりで少し可愛い気がします(笑)

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この機器の使用頻度は多くはありませんが、今までアジソン病や甲状腺機能低下症、肝不全、猫の炎症や妊娠診断など急を要する病気の時に時間がかっていたのが解消できます。

今後、さらに設備を整えて動物・飼い主様により良い獣医療をお届けできればと思います。

院長 小西

検査機器のご紹介⑤血液凝固分析装置「COAG 2NV」

2016年3月10日

検査機器の紹介第5弾は血液凝固分析装置「COAG 2NV」です!

この機械は血が止まるのか?DIC(播種性血管内凝固)の診断や中毒、凝固異常の病気の診断をする事が出来ます。

測定できる項目は5種類ありますが、主に測定するのは

PT(プロトロンビン時間):外因系の凝固経路に異常を総合的にとらえる項目です。第Ⅶ因子欠損症ではPTだけが延長し、DIC・肝不全などではPTと・APTT両方に延長が認められます。

APT(活性化部分トロンボプラスチン時間):内因系と共通の凝固経路の異常を総合的にとらえる項目です。血友病ではAPTTだけが延長し、DIC・肝不全などではPTと・APTT両方に延長が認められます。

Fib:フィブリノーゲンは肝臓で作られ、フィブリンとなって血栓を形成します。DIC(播種性血管内凝固症候群)では血栓が生じる為減少します。また、炎症マーカーとしての性質ももち感染症・炎症・腫瘍で上昇し、重度肝不全・DICなどで低下します。

の3種類です。

しかし、これだけでは診断できない病気もあり、外注に出す検査もありますが、この機器によって、より迅速に診断・治療を行えることは確かです。

(凝固系検査:3項目4000円 1項目1500円)

また、術前検査の項目にも追加し、より安全に手術が行えるようになりました。

(術前検査:5000円  術前検査は他に貧血・脱水、肝臓、腎臓の生化学検査と凝固系、心電図を測定します)

今後、さらに設備を整えて動物・飼い主様により良い獣医療をお届けできればと思います。

院長:小西